早稲田大学、慶應義塾大学について
数ある全国の大学の中で「早慶」ほど有名な私立大学はありません。国立の東大(東京大学)、京大(京都大学)と並び、全国で最も有名な大学の併称の略称であり、下は小学生・中学生から上はお年寄りまでほとんどの日本人が知っている大学であり、大学受験における入学の難易度において、この両大学の各学部学科はどの分野、またどの専攻コースでも入学偏差値でもほぼ最上位を独占しています。ですから大学受験生でこの「早慶」を知らない人は一人もいないほど両大学は私学の雄(しがくのゆう)として誰もが認める大学なのです。
大学野球の早慶戦は有名です。早慶戦(そうけいせん)は、早稲田大学と慶應義塾大学との大学野球の対校戦を由来としており、早慶レガッタ、ラグビーの早慶戦、サッカーなどスポーツでの両大学の対戦を言い、また、スポーツ分野以外でもこの両校の学生が競い合う場面でも使われる場合も多く、常にお互いを意識し合う永遠のライバルです。なお、慶應義塾関係者は「慶早戦」(けいそうせん)と伝統的に呼ぶようです。
そして、両大学または関係者のお互いへのライバル意識はとっても強く、大げさな言い方で恐縮ですが、ローマとカルタゴ(ハンニバルとスキピオ)、楚と漢(項羽と劉邦)、三国志の魏と蜀(曹繰と劉備)、平家と源氏、甲斐と越後(武田信玄と上杉謙信)のようなライバル関係を彷彿とさせる関係で、互いに切磋琢磨で凌ぎを削っており、この両校の力の源の一端がここにあります。
また、この2大学の卒業生、在校生などの関係者は、日本の政界・財界・学界等への大きな影響力を持っていることは間違いのない事実です。
また、最近では「早慶」に更に別な大学名を加えた言葉で、
「早慶上智」(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学)文系上位校。
「早慶理科大」(早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学)理系上位校。
「早慶上理」(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学)
と言う言い方もあり、上智大学(Sophia University)、東京理科大学(Tokyo University of Science)が早慶に並び称される程、難易度が早慶に肉薄してきておるためにそのように呼ばれるようになり、上智大学、東京理科大学の人気・実力もまちがいなく本物で、とっても難度の高い大学です。
ですから、皆が皆「早慶」、「早慶上理」を目指すのです。是非あなたも「早慶」、「早慶上理」を母校にしてみて下さい。ウェルズも応援させていただきます。