体調管理なくして合格なし!
受験を勝ち抜く条件は「学力 × 体調 × 継続」。体(睡眠・食事・休息)と心(やる気・集中・モチベーション)を日々整えることが、学習効率と本番力を最大化します。ここでは、今日からできる体調管理の実践法をまとめます。
生活リズムを整える
- 学習・睡眠・食事・休憩のバランスを一定に保つ
- 「毎日同じ時間に寝て起きる」を最優先の約束にする
- 週に一度は進捗と生活リズムを点検し、小さく修正する
睡眠:質とリズムを最優先
- 目安は6時間以上の確保
- 勉強中の強い眠気は我慢しない。15〜30分の仮眠でリセット
- どうしても辛いときは90分だけ寝る(睡眠は約90分周期。超過は避ける)
- 昼寝をした日は夜の就寝時刻で調整する
朝は6時起床を習慣に
- 多くの試験は9時前後に開始。起床後3時間で頭が最も冴える
- 本番だけでなく日常から6時起床に慣らし、当日の“時差”をなくす
朝学習のすすめ
- 前日の暗記物の短時間復習から開始(電車・学校・トイレ等どこでも可)
- 復習間隔の例:翌日→2日後→1週間後→2週間後→1か月後
- 朝は時間意識が高まりやすく、短時間でも定着効果が大きい
食事:脳に燃料を
- 朝食は必ず摂る(脳の主燃料はブドウ糖。朝は枯渇状態)
- 主食+たんぱく質+果物などで手早く補給
- どうしても食べにくい日は果物や100%ジュースでも可(まずはゼロを避ける)
休憩・リラックス:ストレスを抜く
- 典型的なストレス源(苦手学習、計画遅延、模試判定など)は誰にでもある
- 短い気分転換を日課に:散歩・軽運動・音楽・会話・深呼吸
- 部屋や教材の整理は即効性のあるリフレッシュ
- 月1回程度、半日〜1日の“完全オフ”を計画的に入れ、次の追い込みに備える
- 「ご褒美の楽しみ」は普段の努力を前提に。やるほど気持ちよく休める
今日からできるミニ習慣
- 同じ時刻に就寝・起床(まずは就寝時刻から固定)
- 学習ブロックの合間に3〜5分の立ち休憩
- 強い眠気は15〜30分の仮眠→水分→再開
- 朝の5〜15分、前日の暗記物だけ必ず復習
- 毎食で主食を抜かない(脳の燃料を切らさない)
- 1日1回、机・教材・プリントを1分だけ整える
体調管理チェックリスト(毎晩1分)
- 6時間以上眠れたか
- 明日も6時起床できる就寝時刻か
- 朝復習の内容は決まっているか
- 今日の仮眠・休憩は計画的だったか(だらだら休憩になっていないか)
- 次の食事で何を摂るか決めたか(主食+たんぱく質+果物)
- 明日のミニ目標(暗記・計算・復習)を1つ書いたか
体と心のリズムが整うほど、勉強は“乗る”時間が増えます。毎日の小さな整えが、入試本番での最大パフォーマンスを引き出します。日から動くこと。苦手が減り、得意が増えれば、学習時間は自然に意味を持ち、成果に直結します。